前にアップした北海道置き去り事件への親の意見中には私の感想を書かずに記事にしました。
なぜなら私はまた違う意見を持っていってそれだけで長々と書いてしまいそうだったからです。
今回は発達障害児の親としての意見を書きたいと思います。
見出し
子どもは親にとってどんな存在か?
《ネガティヴ要素》
自分の意図が伝わらない相手
人生に対して責任がある。
《ポジティブ要素》
存在が嬉しい。
成長が嬉しい。
自分が育てられる。
このあたり、発達障害児だと
ネガティヴ要素、ポジティブ要素ともに定型発達の子より 振れ幅が大きいのかなぁと思います。
伝わりにくさも 大きいし、なかなか自然と成長してくれないので
親として育て方が間違っているのではないかと親自身が自分を追い詰め、周りからも責められ育児とはまた違ったストレスが増す人も多いと思うから。
でも その分、存在の再認識や、成長の嬉しさは 定型発達の子どもの数倍感じることもあるのでは?と思います。
子どもを通じて自分が育てられることもたくさんあります。
どちらも共通して言えることは、ポジティブ要素に気づかないままではしんどく、
気づくと とても 幸せだということかなと思います。
「子どもは勝手に育つ」について
よく 働くお母さんで
子どもは 知らない間に育ってたとか、おばあちゃんに育ててもらって自分が育児した記憶がないとおっしゃる方いらっしゃいます。
もちろん、それが全てではなくて 謙遜でおっしゃっている部分もあるんだろうなぁと思います。
私も 共働き家庭で育ち、主に祖母に育てられました。なので母からの子育ての記憶があまりありません。
私は定型発達だったかというと疑問もありますが、
確かに育つことは育ちました。
でも、発達障害児中には 何かしら工夫が必要で そのままでは
育ちにくい子達もいます。
叱る一つにしても工夫や親自身の自己成長が必要だったり。
絵カード、言葉かけ、相手の背景を知り視野を広げるなどに出会わず知らず子育てしていたらどんなに大変だったろうと私自身が思うからです。
絵カードの記事はこちら 。棚上げ育児で親子ともにラクになります。
私の意見をかくとなんだか 定型発達のお子さんをお持ちの方にケンカ売ってるみたく 感じられないかな?と書くのを迷ったのもあります。
でも、逆に 子育ての記憶がないというくらい打ち込めるもの、
例えば仕事などをしてらしたのだろうなぁと思うと、
仕事をバリバリしたかった私にしたら それはそれで羨ましいなと思う部分もあるようでそこにフォーカスしているようです。
いまどきの子ども達を育てる親の悩み
今年は親同士で 色々 テーマを決めて話し合う機会を頂いている中、
定型発達と言われるお子さん達は その中での 悩みがあるということもよくわかりました。
定型発達と言われるお子さんを持つ親の悩み
LINEなどによる トラブル、既読無視
友達とLINEしてて 寝ない。
みんなスマホを持っているから 持ってないと 取り残される。
発達障害と言われるお子さんを持つ親の悩み
他の子どもに興味を持ってくれない。
成績が悪い。
将来 就労できるか心配。
親のリフレッシュ時間が足りない。
学校などから いつも問題行動を聞かされその度凹む
など。
悩みって それぞれの場所や内容で 違うだけで
結局 子育てで悩むんだなぁと思います。
親同士の話し合いのことを 親育て と呼んでいますが、
まさに 私も絶賛発達中!!
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