新しいスキルを身につける力の育てるための
ポイントは2つです。
1、できた実感を味わう機会を増やす
2、失敗に対する捉え方を育てる
では、一つずつ見ていきましょう。
1、できた実感を味わう機会を増やす
ついつい結果や成果だけに着目し
大人側から見た評価を与えていませんか？
つまり、できた時だけ褒める、結果が出た時だけ褒めるというものです。
これでは、結果や成果が出る前に挫折する経験の方が増えてしまいます。
大人目線の「できた」ではなく、
子どもがどこにがんばっているのかを見て
がんばっているその過程を褒めてみましょう。
イメージ図としてはこんな感じです。
自分はゴールにいて、子どもがゴールに来るのを待つのではなく
子どもの目線にまで合わせて
子どもが一つずつの階段を上る過程を一緒に喜び合う
そんなイメージです。
また、スケジュールを使ったりトークン（代替えのご褒美）を使うことで
目に見える形で達成感を味わってもらうこともできます。
この場合は、子どもが何を好きか、どうやったら喜ぶのかを知っておくといいですね。
好きなキャラクターのシールだったり、イラストだったり
ゲットできる嬉しさが 新しいことをやる抵抗を減らしてくれます。
2、失敗に対する捉え方を育てる
失敗して落ち込んでいるときに
それをやわらげる声かけを行います。
大切なのは、落ち込みの気持ちのままでいても
解決しないので
「どうすればよかったんだろう？」という声掛けを
定着させていくことです。
どうしたらいいかという事に意識をむけ、
改善行動に繋げることさえできれば
失敗は成功のもとになります。
