今回は、二次障害に備えるためのスキルについてです。
1番目 新しいスキルを身につける力、
2番目 「生きがい」や「楽しみ」を持つ、
3番目 リラクゼーション、
4番目 トラブルシュート、困った時の対処法
こちらの二次障害の予防策が発達障害の支援となります。
これを読んでなんだか大変そう・・とか
長い道のり、途方もないもののように
思われるかもしれませんね。
結局のところ、 親が頑張んないといけないのとか、
親が変わんないといけないのって思われるかもしれません。
でも、 親だけががんばることではないです。
子供たちは 共に成長する仲間なんです。
あなたのできることから、1つ1つ経験を丁寧に積み重ねることをしていけば、それで大丈夫です。
これは息子が中学1年生の時に書いたものです。
色々教えていく中で、自分でこういう絵を描くようになりました。
初めはよくわかんないけど、後から自分で絵にしてみるとよくわかったそうです。
つまり、客観視すると自分がよくわかるんですね。
納得すれば本当に分かってくれる子供たちです。
その納得の過程をすっとばさずにやっていけば
きっと伝わります。
その試行錯誤が自分の成長になります。
そんな感じで、子育ては自分育てです。
また、もう一ついいことがあります。
あなたは自分のことが好きですか。
結構日本人の方で、元気いっぱい「はい}と言われる方。
そういう大人って少ないように思うんです。
私もそうでしたが、子育てをしていく中で
私は自分の好きな自分を作ってくることができました。
そういう感じで、子育て支援は子供だけのためのものではありません。
ここから色々出てくる細かい関わり方の工夫とかヒント、色々出てきますけど、
それはあなた自身のためにも絶対なります。
自分は親だからとか、支援者だから
自分は関係ないという
傍観者的立場ではなくて
共に育つ当事者として取り組んで、
その後に体現者になってもらえたらと思って
これを書いています。
そして、
この1つ1つの経験を丁寧に積み重ねるっていうことは、
どんなことにおいても大切なことなんです。
私の仕事がこういうコツコツ積み上げる仕事なんですが、
実はすごい嫌でたまらなくやっていた時期があります。
でもこういうことが何事においても
本当に大切なんだなっていうことを実感したときがありました。
まだ苦手意識がありますが、
コツコツやることを積み重ねることで
信頼が得られるし、自分の自信にもなるんですね。
そういうコツコツ積み上げることを
親と共にやっていくことで、
親子ともに自己肯定感が
積み重なっていきますんで
楽しみながら一緒にやっていけたら幸いです。