遠回りした原因の1つ目は外に答えを求め続けたことです。
親ならば、我が子達の障害をなおしてくれるものが
きっとあるはずと探し求める行動をすることはある意味しょうがないと思うんです。
では、何が問題だったかというと、これ無理!と思ったら
なぜ無理と感じたのかを自分の中を探って原因を掘り下げることなく
次を探してしまっていたところです。
私の傾向として、色んな情報を探して、これいい!と思ったら、まずやってみるんです。
ここまではいいんです。
でも、やってみて、「あー、無理だー」って思ったらスパッとやめてしまう。
これって実はとってももったいないこと。
なぜ無理と思ったのかを掘り下げて自分というものを知ることに繋げられたら
自分にあったものを探す精度が高まるのですが、
私の場合は、こういう自分の中を探ることが、相当下手だったんだと思われます。
具体的に言いますと、
「親が子どもと個別で関わる時間をしっかり取って、成長を促していく」
という類に入る同じような療育方法をいくつも試しました。
例えば、
ABA、ポーテージ、RDI、リトミック、インリアルアプローチなどがそれにあたります。
(これらについては改めて書きますね)
これらは理論的にとっても素晴らしくて、
「これはすごい!これなら子供たちはきっと成長する!」
って思えて、希望に感じワクワクするんですけど、いざやってみると続かないんです。
これらは、どれもじっくり時間をとって子どもと向き合ってやって行く方法ですので
自分の傾向を知っていれば、同じタイプのものに何度も飛びつくことはしなかったんだろうなぁと今なら思えます。
もし、当時なぜ無理と思ったのかを掘り下げたなら以下の理由からでした。
◆自分はなぜ無理と思ったのか分析した内容◆
(1)私はフルタイムで働いているので、子供たちに使える時間は限られているから無理。
(2)双子なので、1人1人の時間を取るということがとっても難しくて無理。
(3)書かれている本の通りにできないから無理。
(4)ノルマ的なものを感じてしまい、私自身が楽しくないと感じてしまい、続かないから無理
こんな風に、うまくいかないなと思った時にちゃんと自分の内面を見ると
自分というものが浮かび上がってくるので
次からは自分に合ったものが見つけやすくなるのです。
◆自分を知ったからこその次からの選択◆
(1)(2)わざわざ子ども一人一人に時間を取らなくても今やっているものの中に取り込める内容を探す
(3)完璧にやらないといけないと思いがちな自分がいると気づいて、できることからやってみる
(4)自分も楽しめるものを探す
さすがに段々とこういう選択をいつの間にかしていましたが、
これに気づくのは相当遅かったですね・・
なので、当時を振り返ってみて昔の自分に突っ込みたい言葉は・・
「いい加減気づけ~!」ですね・笑
【まとめ】
<遠回りした理由その1>
うまく行かない時に自分を掘り下げることなく外に答えを求め続けた
<失敗からの教訓1>
何かやってみてうまく行かないな、続かないなと思ったら
「なぜ無理と思ったのか?」という問いかけを自分にしてみること。
その問いかけをし続けることで「うまくいかない」という結果を
「自分を知る」材料にすることができます。
自分をよくわかるようになるとその分、自分に合ったものが見つけやすくなります。
あなたも何かの療育法をやってみた時に無理~というものが出てきたら
しっかりと自分の掘り下げをやってみてはいかがでしょうか?