老化したトマトの苗も若返る!?(第2回自然農法塾)

石川県能美市で行われた「まちづくり体験活動はぐはぐ」さんのイベント、第2回自然農法塾に参加して来ました。

講師は一般社団法人 MOA自然農法文化事業団の北陸支所長 細川 洋幹さん。

イケメンです(*゚∀゚*)

フェイスブックイベントリンクはこちらから↑

後の2回の日程も書いてあります。

 

今回は、夏野菜代表のトマトについての座学からでした。

うーん、知らなかった!

トマトって 暑さ苦手なんだって!

なので35℃を超えると花を作れなくなってしまうんだそう。

また、水分たっぷりは苦手。

地を這うように 成長すると 腐ってしまうのだそう。

なぜかと言うと、

トマトの原産地 アンデスの気候は熱帯高冷地で雨が少なく、霧多く、光は強い地域だから。

 

少ない水分で育っていたトマトなので、

トマトにとっては 日本の多湿な気候は過酷なんだそう。

 

で、少ない水分を得るため

茎からも水分を吸収できるトマトは地を這うようにしてアンデスでは育っているのだとか。

そんなトマトも 多湿な日本では地を這うように育つと腐ってしまうので、

トマトが地を這うように成長を上に伸びるように 支柱をしてあげるのだとか。

 

支柱?

め、めんどくさ、、

と正直思ってた私ですが、こういう理由を聞くと、

トマトちゃんには必要なのねーとわかりました。

 

ほんと、こうしなければいけない!みたいな話は全くやる気起きませんが、

なぜそれが必要なのかまでじっくり話して頂けるのでこういう話聞くとすごく納得します。

ほんと 多くの方が細川さんのお話を聞いてほしいなって思います。

だって、聞けば聞くほど 自然のすごさ、力強さ、賢さ、尊さが感じられるから。

 

ってことで、トマトを植える際のポイント。

 

見出し

苗の選び方

花が一つ咲き始めたくらいが丁度いいそう。

木を作るホルモンと実をつけるホルモンのバランスがいいそうです。

蕾段階だと若すぎ。

花が咲き、下の段の葉 黄色くなって来ていると老化が始まっていると。

 

若すぎる苗は

まだ若い苗がポッドから出され畑に植えられると・・

そのときのトマト苗の気持ちは・・・

やった!広いところで住めるんだ!

よし!大きな木になるぞ!!!

と思い、

実をつける事より木を大きくすることをがんばってしまうんだとか。

なので、花が咲き始めるまで畑に植えるのは待つのがいいようです。

 

老化が始まった苗は

根っこが小さなポッド中に巻いてしまっています。

このときのトマト苗の気持ちは・・

私の人生これで終わりだ。

せめて 子孫繁栄のための種作りを頑張ろう!

 

と 実の数を少なくして種を作ろうと働くそう。

なので、そんな苗には

目を覚ませ!

まだまだ若いぞ!

と根っこを少し取り、更に横にして植えるのだとか。

そうすると茎も根の代わりになり 若返るんだそう。

コンパニオンプランツを植えよう

トマトの他に、

根っこにくっつくようにニラ。

(コンパニオンプランツとして)

虫除けにバジル。

その他にも土を むき出しにしない方がいいそうで、つるなしインゲン、小松菜などの葉物を植えました。

その他、ナスやゴーヤなども植えました。こちらも支柱、コンパニオンプランツありです。

 

野菜の気持ちになって 植えるって面白いですよね!

細川さんの所属されているMOA自然農法文化事業団 から出ている本を注文してみました。

野菜の気持ちもっと知りたいな!

 


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